不貞行為による離婚裁判で勝つには＠使える証拠の集め方

不貞行為による離婚裁判で勝つには＠使える証拠の集め方

１．離婚をするために必要な証拠とは

こんにちは！
夫の浮気に悩む奥さまのアドバイザー、元探偵のユキです。

夫の不倫が原因で離婚したいと思った時、どんな証拠があれば離婚を認められるでしょうか？

実は、離婚というのは、そう簡単には認めてもらえません。

夫の側に離婚されても仕方がないと言えるだけの要因や証拠がなければ、あなたはその離婚裁判で負けることになります。

しかも、浮気が一度だけの場合、これも離婚理由には認められない可能性が高いです。

なぜなら、ちょっと魔が差したとか、気の迷いだったとか、夫側がそうした言い訳をした場合には、それが認められるケースが多いです。

たった1回でも不貞は不貞なのですが、離婚を認めるまでの要因ではない、というのが裁判所の考え方のようです。

つまり、離婚に相当する不貞というのは、継続的に行われていたと証明する必要があるわけです。

２．不貞行為の継続性を証明する

不貞行為の継続が証明できれば、その離婚裁判はあなたが必ず勝てるでしょう。

では、不貞行為の継続を証明するためには、どうすればいいか？一番有効なのは、夫と浮気相手がホテルを出入りしているような写真や動画を、2回以上確保することです。

こうした証拠を2回掴めれば、不貞行為の継続性が証明できます。

より完璧な証拠にするなら、3回以上にするといいでしょう。継続性があり悪質と判断されれば、離婚も認められやすくなりますし、慰謝料の額も跳ね上がります。

また、浮気相手の家に出入りしている場合は、5回以上の出入りしている証拠が欲しいところです。

それと、短くても４０分以上滞在していたことを証明する必要があります。

ホテルと違って不貞行為を目的としているかどうか判別しづらいので、こちらの方がより継続性と慎重さが求められます。

３．完璧な証拠があれば裁判しないで済む理由

浮気相手とのメールやりとりだけを確保して、不貞行為による離婚を訴えても、裁判ではまず認められません。

継続性などは証明できるかもしれませんが、冗談のやりとりだった等、夫側に言い逃れを許す余地を残してしまいます。

ホテルの出入りの写真などがなくても、多くの細かい証拠を積み上げて継続的不貞を証明することは可能です。

しかし、決定的な証拠があれば話は早くなります。

言い逃れのできない完璧な不倫の証拠があれば、そもそも裁判まで行わずに、あなたの有利に話を進めることができます。

夫や浮気相手も、わざわざ負けると判っている裁判をやる気はないでしょう。

確実で完璧な証拠さえあれば、示談で決着をつけることが出来て、あなたも余計な苦労や時間をかけなくて済みます。

場合によっては、裁判などより多くの好条件で離婚できるかもしれません。

あなたの思い通りの結果を得たいのなら、確実な証拠を揃えましょう。しかし、完璧な証拠というのは、素人では確保することは難しいです。

相手の顔が明確に写っていまければいけないし、場所や時間をキチンと特定できなければいけません。

やはり、こうした証拠確保には、プロの興信所などに依頼するのが一番確実です。

調査費用をケチって後で泣きを見るより、ここはプロに任せるようにしましょう。お金をかけた以上に、あなたの満足いく結果が得られるでしょう。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました！

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