離婚前に家を出ると不利になる?浮気した夫と一緒にいたくない!
1.離婚前に家出すると不利になる?
こんにちは!
夫の浮気に悩む奥さまのアドバイザー、元探偵のユキです。
夫が浮気していると確信できるメールなど見てしまったら、ひとつ屋根の下で一緒に居たくない!と家を出たくなりますよね。
でも、ちょっと待って下さい。
なんの手も打たずに、ただ家を出てしまうと、後々あなたが不利になることもあります。
離婚は感情でするものですが、実際の行動は冷静に作戦を練って行うべきです。
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2.夫婦は同居の義務がある
夫婦には同居する義務があります。
その義務を果たさず、一方的に家を出ることは「悪意の遺棄」とされ、慰謝料が減らされるかもしれません。
この「悪意の遺棄」は、裁判所が離婚を認める理由にもなるもの。
あなたが夫の浮気の証拠をガッチリ掴んでいないのなら、慰謝料も取れず泣き寝入りするだけになります。
また、子供をおいて家を出ると、親権を得るのにも不利です。
辛い気持ち、くやしい気持ちは分かりますが、行動は計画的に冷静に行いましょう。
3.正当な理由があれば悪意の遺棄にはならない
ただし、家を出る正当な理由があれば、話はべつ。
別居に踏み切らざるおえない事情があれば、悪意の遺棄とは見なされず、先に家を出たからと不利にはなりません。
この場合の事情は、旦那の浮気によって夫婦関係が破綻した、ということが証明できればいいわけです。
当然、その証明ができれば、あなたの有利に離婚もできる。
そのためには、家を出るのはもう少し先にして、夫の浮気の証拠を集める必要があります。
浮気の証拠集めに関しては、「浮気の証拠の集め方」のカテゴリーを参照。
家を出てしまうと、浮気の証拠も見つけられないし、夫が証拠を隠し放題にもなるので、あまり急がない方が良いと思いますよ。
何度も言いますが、感情的に行動しても良い結果にはならないです。
4.決定的な証拠がすべてのカギ
しかし、不倫相手とのやり取りメールなどの“浮気かもしれない”という状況証拠ばかりあっても、あなたの言い分はなかなか認めてもらえません。
夫側も言い逃れする余地が残ります。
家を出るのは、探偵に浮気の決定的な証拠を掴んでもらって、夫が言い訳できない状況になってからの方が良いです。
つまり、明確な浮気の証拠を突き付けて、離婚の交渉に入ってからですね。
最後まで有利に離婚交渉するためには、探偵に決定的証拠を確保してもらうのが一番確実です。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
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